持続可能な社会の未来を拓くグローバル博士人材育成プロジェクト

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【イベント】「筑波会議2025」に本学博士後期課程学生が参加しました。

2025年10月1日~3日、つくば国際会議場にて開催された「筑波会議2025」に、本学のSPRING学生や博士後期課程学生が参加しました。

筑波会議は、筑波研究学園都市に世界から産官学の優秀な若手を中心とする人材が集まり、「社会と科学技術」の諸課題について議論し、ネットワークを形成する国際会議であり、2019年から隔年で実施され、今回で4回目でした。

今回のテーマは、”Going into New Frontiers with Society(社会とともに新たなフロンティアへ)”で、3日間に渡って、宇宙・頭脳・核融合・水素エネルギー・AI・グローバルサウスなど、様々なテーマで議論が繰り広げられました。

 

 

参加した本学SPRING学生の声

理工学研究科 D2 ZHOU TIANCEN

筑波会議では、教授や若手研究者が一堂に会し、「Science and technology policies and geopolitics」「Diversity and mobility」「AI and education」という三つのテーマをめぐって活発な討論が行われました。世代や専門分野を越えて意見を交わす貴重な機会となり、多様な視点から新たな刺激を受けました。

特に印象に残ったのは「AI and education」というAIツールの使用と今後の教育に関する議論で、教育者の立場からは「AIの利用には正しい導きのもとでの使用が不可欠であり、学びの本質を損なう懸念がある」との意見が出されました。一方で学生側からは「AIは学習を支援する強力な手段であり、賢く使いこなすことで勝負する時代に既になりつつある」との前向きな声もあり、立場の違いによる考え方の多様性を実感しました。

これらの討論を通じて、AIと教育の関係をより広い文脈で捉え、自らの研究への社会的意義を再確認する貴重な機会となりました。

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